一級建築士のペンケースの中身|9年愛用する革のペンケースと仕事道具

一級建築士が持ち歩く革のペンケースと筆記具

こんにちは、no_maru_oです。

一級建築士として、日々建築の設計をしている私ですが、

仕事ではパソコンを使って図面を描くことが多いものの、アイデアを考えるときや図面をチェックするとき、現場で打ち合わせをするときなど、今でも手描きの道具は、不可欠であり良き相棒のような存在です。

中身は芯の太さも色も異なる筆記具が何本も入っています。

なぜこれほど種類が必要なのか。

今回は、9年目になる愛用のペンケースとその中身を紹介しながら、設計の仕事でどのように使い分けているのかを書いてみたいと思います。

9年目の愛用品。cyproductのペンケース H3S

9年愛用しているcyproduct H3Sの革のペンケース

普段使っているのは、cyproductの「ペンケース H3S」です。

使い始めて今年で9年目になります。

このペンケースの気に入っているところは、丈夫さと収納力、そして適度なフォーマル感です。

仕事で使うものなので、あまりカジュアルすぎないデザインが好みなのですが、このペンケースはその点でも気に入っています。

9年目になった今でも使い続けていることから、丈夫さについても満足しています。

また、さまざまな太さや色の筆記具に加えて、三角スケールや消しゴム、替え芯ケースまで収納できるのも良いところです。

一方で、これだけ多くの筆記具を入れていると、目的の一本を取り出す際に少し手間取ることがあります。

ただ、ストレスを感じるほどではなく、収納力とのバランスを考えれば、個人的にはそれほど気になっていません。

丈夫で、仕事の場にもなじみ、必要な道具をまとめて持ち歩ける。

私にとって、日々の設計業務にちょうどよいペンケースです。

ペンケースの中身を紹介

建築スケッチの上に並べたペンケースと筆記具、三角スケール

普段持ち歩いている道具は次のとおりです。

道具主な用途
プラスチック製三角スケール図面の寸法確認
カヴェコ スペシャル0.9mm(黒・赤)スケッチ、図面への書き込み
ファーバーカステル バリオL 0.7mm細かな書き込み、控えめな線
サクラクレパス ピグマ0.2mm(黒・赤)製作図・実施図のチェック
ぺんてる サインペン(緑・ピンク)ラフな検討図への書き込み
LAMY スクリブル3.15mmラフスケッチ、現場での図解
PILOT 製図用シャープペンシル0.7mm(青芯)検討図の色分け
小型消しゴム修正
真鍮製の替え芯ケース異なる種類の替え芯の携帯

線の太さを使い分ける。0.2mmから3.15mmまで

0.2mmから3.15mmまでの筆記具による線の太さの比較

私のペンケースには、0.2mmの細いペンから、3.15mmの太い芯を使う筆記具まで入っています。

もちろん、すべてを毎回使うわけではありません。

ただ、線の太さによって図面の中での役割が変わるため、必要に応じて使い分けています。

カヴェコ スペシャル0.9mm|スケッチや強調したい線に

カヴェコ スペシャル0.9mmは、普段からよく使うシャープペンシルです。

黒芯用と赤芯用の2本を持ち歩いています。

0.9mmの線は、建築のスケッチや手描き図面で、ある程度存在感のある線を描きたいときに使いやすい太さです。

例えば断面線のように、ほかの線よりもはっきり見せたい部分を描く際に重宝します。

このシャープペンシルについては、約5年間使い続けて感じたことを別の記事で詳しく紹介しています。

一級建築士が5年愛用。カヴェコ スペシャル0.9mmを仕事で使い続ける理由

ファーバーカステル バリオL 0.7mm|少し控えめな線を描く

0.9mmよりも少し細い線を描きたいときには、ファーバーカステルのバリオL 0.7mmを使います。

例えば、手描き図面で断面線を0.9mmで描いた場合、それよりも控えめに見せたい見えがかりの線には0.7mmを使う、といった具合です。

細かな書き込みをしたいときにも便利です。

ほんの0.2mmの違いですが、図面の中で線の強弱をつけたいときには、この使い分けが役立っています。

ピグマ0.2mm|細かな図面チェックに

サクラクレパスのピグマは、黒と赤の0.2mmを使っています。

主な用途は、製作図や実施図面のチェックです。

こうした図面では、細かな寸法や納まりに対して、小さな文字や線を書き込むことがよくあります。

細く書けることに加えて、線がはっきりしていて、かすれにくいことが気に入っています。

どちらもペンジャケットを取り付けて使っています。

LAMY スクリブル3.15mm|工事現場でも活躍する太い芯

LAMY スクリブルの3.15mmの太い芯とペン先

持ち歩いている筆記具の中で、最も芯が太いのがLAMY スクリブルの3.15mmです。

ラフなスケッチや、文字どおり落書きのように自由に線を描きたいときに向いています。

ただ、個人的に特に重宝しているのは、工事現場での打ち合わせです。

現場では、コンクリートの壁面などに直接図を描きながら、施工方法や納まりについて打ち合わせをすることがあります。

普通のシャープペンシルでは、硬いコンクリート面になかなかうまく線を描けません。

そんなとき、3.15mmの太い芯なら、伝えたい内容をはっきり描くことができます。

机の上だけでなく、現場でも役立っている一本です。

黒・赤・青・緑・ピンク。色を使い分ける理由

色を使い分けてカウンターの納まりを検討した図面

設計の仕事では、一度描いた図面に何度も書き込みを重ねながら検討を進めます。

そんなとき、黒と赤だけでなく、青や緑、ピンクがあると便利です。

写真は、実際にカウンターの納まりを検討したときの図面です。色を使い分けることで、元の図面と検討・修正内容を見分けやすくしています。

青芯のシャープペンシル|検討を重ねるときの色分け

青芯用には、PILOTの製図用シャープペンシル0.7mmを使っています。

検討図に書き込みを重ねる際、黒や赤だけでは線の区別がつきにくくなることがあります。

そんなとき、青が加わることで、異なる検討内容を見分けやすくなります。

本当は0.9mmの青芯を使いたかったのですが、探した限りでは見つからなかったため、0.7mmを使っています。

青は落ち着く色でもあり、気に入っています。

緑とピンクのサインペン|ラフな検討を目立たせる

ぺんてるのサインペンは、緑とピンクの2本を持ち歩いています。

ピグマとは対照的に、こちらはラフな検討で使うことが多い道具です。

例えば、まだ大まかな段階の平面プランに変更案を上書きするとき。

細かく正確な線を描くというより、変更したい部分を手早く、濃く、はっきりと示したい場面で使います。

緑とピンクを使い分けることで、複数の検討内容を区別することもできます。

筆記具以外にも欠かせない道具

プラスチック製の三角スケール

三角スケールは、グレーのプラスチック製を使っています。

アルミ製の三角スケールもありますが、個人的にはプラスチック製の方が好みなんですよね。

紙面の上で動かしたときの当たりが柔らかく、音も静かだからです。

小さな違いですが、日常的に使う道具だからこそ、こうした使い心地が気になります。

真鍮製の替え芯ケース

替え芯は、真鍮製の丸いケースにまとめて入れています。

中身は0.9mmの黒芯と赤芯、0.7mmの青芯です。

芯の色や太さが違うため、必要なときに取り出して使っています。

小さめの消しゴム

消しゴムは、小さなサイズのものを入れています。

特別なものではありませんが、ペンケースの中で場所を取りすぎないサイズです。

まとめ|ペンケースの中身は、設計の仕事に合わせて選んだ道具

こうして改めて中身を並べてみると、似たような筆記具が何本も入っているように見えます。

けれども、それぞれに使う場面があります。

太い線と細い線を描き分けたり、色を重ねて検討内容を整理したり、現場で直接図を描いたり。

どれも設計の仕事をする中で、自然と持ち歩くようになった道具です。

文房具は、新しいものを試す楽しさもありますが、使い慣れたものを長く使い続ける良さもあると思います。

皆様にとっての良き筆記具選びの参考になれば幸いです。

それでは、また!

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