建築の仕事でスケッチやメモを描くとき、私が長年愛用しているのが、月光荘のスケッチブック「ウス5F」です。
使い始めたのは2019年頃。気づけば約7年、使い続けています。
最初に惹かれたのは、紙質のよさとシンプルなデザインでした。使い続けて特に気に入っているのは、枚数を気にせずどんどん描けること。そして、薄い紙でありながら、普段使うサインペンやマーカーのインクが裏面に染み出しにくいことです。
もちろん、紙が薄いため裏写りはあります。それでも、見開きの右ページだけを使う私にとっては、ほとんど問題になりません。
今回は、実際に使い込んだスケッチブックの写真とともに、約7年間使って感じた魅力と、少し気になる点をご紹介します。
月光荘スケッチブックを選んだ理由
普段から持ち歩く文房具を選ぶとき、素材や使い心地だけでなく、やっぱり道具そのもののデザインも気にしたいですよね。
月光荘のスケッチブックに惹かれたのは、余計な装飾のないシンプルな表紙と、紙の質感でした。
青い表紙が印象的ですが、表紙はほかの色も選ぶことができます。今回撮影したスケッチブックは、表紙や角にはそれなりの使用感がありますが、使い込んだ姿が不思議と似合う道具だと思います。
スケッチにもメモにも、気兼ねなく使える

私の主な用途は、建築のアイデアスケッチや、考えを整理するためのメモです。頭の中のイメージを紙の上にどんどん出していく使い方が中心です。
そのため、スケッチブックには、紙を惜しまず使えることが大切だと感じています。
月光荘の「ウス5F」は80枚綴り。思いついたことを気兼ねなく描けるところが魅力です。線を引き直したり、同じアイデアを何度も描いたり。そうした試行錯誤を受け止めてくれる気軽さがあります。

薄い紙なのに、インクが裏面に染み出しにくい

このスケッチブックで特に気に入っているのが、紙の使い心地です。普段はシャープペンシルだけでなく、サインペンやマーカーも使っています。
紙は比較的薄いのですが、私が使っている筆記具では、インクが裏面に染み出しにくいと感じています。ただし、裏面から線が見えないわけではありません。
実際にマーカーで描いたページを裏返すと、表側の線はかなりはっきり透けて見えます。それでも、私の使用例では、インクが紙を突き抜けて裏面に付着するような状態にはなっていません。
「裏写りはするけれど、裏抜けはしにくい」というのが、私の実感に近い表現です。もちろん、使用するペンの種類やインク量によって結果は変わると思います。

私は基本的に見開きの右側のページだけを使っているので、裏側に線が透けて見えても、特に不便は感じていません。両面を使いたい方にとっては、気になるポイントかもしれません。
建築のアイデアを描く道具として

建築のスケッチでは、一本の線を描いて終わり、ということはあまりありません。形を考えながら線を重ね、素材や寸法についてメモを書き込み、必要に応じて色を添えます。
こうした使い方では、紙の質感だけでなく、思いついたときに迷わず描き始められることも大切です。
月光荘のスケッチブックは、私にとって、完成した絵を残すためというより、考える過程を受け止めてくれる道具です。
気になるところは、購入できる場所が限られること
使い心地には満足していますが、ひとつだけ不便に感じることがあります。それは、近所に販売店がないことです。
私の場合、購入するときはネット通販を利用しています。紙ものは、できれば店頭で手に取って選びたいところですが、気軽に買い足せないのは少し残念です。
まとめ|気兼ねなく描けることが、いちばんの魅力
月光荘のスケッチブック「ウス5F」は、シンプルなデザインと、使い勝手のよい紙が魅力の道具です。
- シンプルで飽きのこないデザイン
- 紙の質感がよい
- 80枚綴りで、気兼ねなくスケッチやメモができる
- 薄い紙でも、普段使う筆記具ではインクが裏面に染み出しにくい
一方で、マーカーなどの線は裏面から透けて見えるため、両面を使う方は注意が必要です。
私にとっては、建築のアイデアを描き留めるための、気負わず使えるスケッチブック。これからも使い続けたい道具のひとつです。
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